中国株、海外起業、海外投資、グルメ、ファッション、邱永漢の読めば読むほどトクするコラム

第2926回
ベトナムで一旗あげたい証券マンいませんか

国内の株式市場が低迷するようになったので、
皆の目が海外市場の方を向くようになりました。
いま一番関心を持たれているのは中国ですが、
それに続いてインド・ロシア・ブラジルがBRICsと呼ばれて
次に経済発展をする国としてハヤされているので、
その通り鵜呑みにしている人もいるようです。

最近のブラジルのことはこの目で見ていないので、
断定的な言い方はできませんが、
インド・ロシアにはシベリアも含めて
ごく最近、足を運びましたので、
新聞に報道されているようなイージーな物の見方には
とてもついて行けません。
インドでは高速道路でスズキの小型車が
牛の群れを追い越す光景が珍しくなかったし、
ロシアではモスクワでもペテルスブルグでも
建設ブームの現場にほとんど出くわしませんでした。
またハバロフスクやウラジオストックでは
右側通行であるにも拘らず、
道路を埋めつくしているのは右ハンドルの日本の中古車でした。

その点、シベリアから国境を越えて中国側に入った途端に
どこの町もビルラッシュですから、
他の三国が中国に続く経済成長国と言われても、
そう素直には頷くことができません。
中国に続く経済の発展する国はどこかときかれたら、
私は「それはベトナムです」と何の躊躇もなく答えます。
ホーチミンに行っても、ハノイに行っても、
国も違い、言葉も違いますが、
中国より10年くらい遅れて
中国の経済発展と同じことが起っています。

10何年前に、私は
「中国株に関心を持って下さい」と申し上げましたが、
それと似たような位置にいまのベトナムはおかれています。
私がベトナム考察団を続けて2回も引率して行ったのも、
またベトナムに証券会社を設立にかかっているのも、
いよいよそのタイミングが来たと考えたからです。
ついてはベトナムで一旗あげたい証券マンはいませんか。
私の代わりに現地で活躍してくれる人を募集しているところです。
詳しくは明日のこの欄を見て下さい。


←前回記事へ

2008年3月14日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ