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第2542回
ベトナムで証券会社やりたい人いませんか
東江環保の見学をしたあと、
広州からバンコックとチェンマイに行き、
バンコックでは世界のホテルの人気投票をすると、
いつも１位か、２位にランクされる
オリエンタル・ホテルに２泊しました。
現地で宝石の加工をしている日本人と、
日本レストランのチェーンを展開している日本人と、
タイで企業の買収をする投信を運営している
若い日本の青年社長に話をしていただきましたが、
皆はホテルの行き届いたサービスと
私が選んだタイ風潮州料理の美味に
すっかり心を奪われていたようです。
世界を代表する水の都は西のベニスと、東はバンコックですが、
バンコックでは道を歩くと、どこにも露店があって、
そこに腰かけて食べる料理がまたとない美味なのです。
中国の開発がはじまる前は
私は毎年のようにバンコックを訪れ、
オリエンタル・ホテルに泊って、
道端で飯をかきこむという
アンバランスな生活を楽しんできました。
いまは車の渋滞でホテルに戻るのも大へんなら、
折角できた新しい飛行場が政争のタネになって、
昔に比べて騒々しくなりましたが、
何と言っても人柄がよくて
世界切ってのセックス先進国（？）ですから、
１年に一ぺんくらいは
骨休みに来るだけの値打ちのあるところです。
但し、投資の対象としてなら、
恐らくすぐ右隣りのベトナムに軍配があがる
という印象を受けています。
誰かホーチミンで証券会社でもやりたい人があったら、
スポンサーの一人になってあげてもいいなあ、と思いながら、
バンコックの新飛行場から
上海行きのタイ航空に乗り込みました。
上海では考察団と上海邱友会合同の中国株投資講演会を
浦東にあるうちのビルで挙行しましたが、
かねてから成長株の一つとして私が取りあげた
上海棟華石油の董事長、銭文華さんに先ず登場してもらいました。
この会社は道路舗装に使うアスファルトの供給を
専門にする販売会社ですが、
増資に手ぬかりがあって、
私がいちゃもんをつけたことがあります。
会社の近況報告もかねて、
増資の進行状態の説明をしてもらうために
ご足労願ったのです。
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