第1873回
糖尿病でお悩みの方はこの本をどうぞ
「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」
という東洋経済新報社から
最近出版された本は
京都の高雄病院という糖尿病専門の病院の
江部康二という院長先生が
臨床実験をして得たデーターをもとにして
書かれた本です。
従来の糖尿病の治療法は
カロリーの制限に重点をおいていましたので、
初期の頃の私もお医者さんから
あれを食べてはいけない、
これを食べてはいけないと
うるさく言われたものです。
でも私に言わせると、
糖が出るということは不完全燃焼で
自動車の尻から黒い煙りを出しているようなものです。
黒い煙りをおそれてガソリンを入れるなと言われたら
エンジンはとまってしまいます。
だからガソリンを入れるなというのは間違いで、
どうしたら黒い煙を出さないですむかを
工夫するのが本筋ではないかと反論しました。
すると、お医者さんは
適当に運動をしてエネルギーを消耗しなさいと
私にすすめました。
これに対して私は
「糖尿病の人は頭を使え、
頭を使わない人は身体を動かせ」
と自分勝手にねじ曲げました。
頭を使う方がエネルギーは消耗する筈で、
エネルギーがより消耗すれば、
より効果がある筈です。
私は頭もよく使うし、
3日に一度は飛行機に乗っているので、
ますます遠くなる飛行機の乗場にもめげず、
せっせと歩いています。
そして、食事は節食などせず、
ただ最後のご飯だけ全く食べないか、
一口だけですませています。
そうした結果、朝の空腹時の血糖値は
お医者の要求にあった結果になっています。
但し江部先生は空腹時だけでなく、
満腹時の血糖値にも注意すべきだと言っていますが、
澱粉抜きについては
私には身に覚えのあることなので、
糖質制限食が何をもたらすかについては
リクツ抜きに賛成です。
糖尿でお悩みの方はぜひこの本をご一読下さい。
この本には糖質抜きの献立が写真入りで載っていますが、
もう少し乱暴な食べ方をしても
「糖尿病は劇的に改善」します。
先ずこの本を読んでから、
ご自分で人体実験をしてみて下さい。
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