第1708回
自動車整備学校の先生を募集します

中国人は日本人が身につけた技術に対して
一目も二目もおいています。
そういう技術者を大事にしてくれますし、
またそういう人から教わることに熱意を持っています。
私が
「日本の整備学校を呼んできましょうか」
と打診しただけで、
教育部(文部省)のお役人さんから
自動車のメーカーのトップの人に至るまで、
一も二もなく双手をあげて賛成してくれました。

そこで東京へ戻ってくると、
すぐに何校かの自動車整備学校に連絡をしてみました。
現に整備学校を経営している人なら、
同じ教材をそのまま中国語になおして
中国語で教えるようにすれば
なんとか間に合ってしまいます。
しかし、同じ職業に従事している人でも、
外国進出に積極的な人と、
いまの現状に満足しているか、
ほかのことを考えるだけの余裕のない人に
はっきり二分されています。
もちろん、前者の方がずっと少いし、
意慾を持っている場合でも
実現に至るまでには
かなりの準備と資金が必要になります。

このコラムを読んで下さっている方の中に
自動車整備学校を経営している方はございませんか。
且つ海外進出に意慾のある方は是非ご一報下さい。
日本の学校が直接投資しているとか、
何らかのつながりがあって姉妹校になって下されば、
中国でいち早く多くの人に
信用されるようになると確信しています。

そういうパートナーが現われれば一番好都合ですが、
仮りにそこまで漕ぎつけることができなかったとしても、
整備学校で教鞭をとったり、
経営に従事したことのある人で、
且つ北京行きの希望のある人は手をあげて下さい。
履歴書(必ず写眞を貼って下さい)と
簡単な身上書をアジア交流センターまでお送り下されば、
具体的な説明をさせていただきます。

毎年たくさんの整備士を
自動車修理工場に送り出すことができるようになれば、
広い中国のことですから、
各地に修理工場をつくることもできます。
そっちにまわって自分の工場を経営することも
夢だけで終わることはありません。
個人にできる小さな独立企業の一つになると思います。


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