第1702回
中国でビジネスホテル王になるチャンスです

恐らく中国の大都会を見て歩いている人なら、
ビジネスホテルは商売になるなあと
考えるのではないかと思います。
実は私もそう考えている人の一人です。
それなら自分でやればいいじゃないかと
おっしゃる人も多いでしょう。
本音を言えば、私もやりたいのですが、
邪魔をしていることが二つあります。

一つは私の年齢です。
いくつになろうと、
「死んでもラッパ」という気持に変わりがないのですが、
建物を建てるだけで2年、
造作をして稼動しても、
ちゃんと立派な業績をあげるまでに
更に2年や3年はかかるでしょう。
もし私が20年若かったら、
家族からも異議の申し立てを受けることはないでしょうし、
申し立てを受けても無視してしまいますが、
この年になって見ると、
私がやって途中で誰かに受けついでもらうよりも、
はじめから新人にやってもらう方がいいように思うのです。

もう一つは、
私が今年スタートさせた仕事だけでも
13もあるのです。
なかには大事業になるかも知れないものだけでも、
2つや3つはあります。
既に乗りかかった船ですから、
それを完成させる方が先です。
こっちは残念ながら、
また別の人にやってもらうよりほかないのです。

というわけで、
中国で新しい仕事をはじめたい人で、
ビジネスホテルの経営に興味をお持ちの方は
申し出てください。
一口にビジネスホテルといっても
何百室もあって、
レストランからサービス設備まで一通り造作をすると、
かなりの資金が必要になります。
百貨店の造作も同時に進行しますが、
どうやって許可をもらい、
またどうやって安上がりに仕上げることができるかについては
全面的にお手伝いをすることを惜しみません。

日本の既存のビジネスホテルのチェーンにも
一通りあたってみましたが、
国内の不況に足をとられて元気がない様子なので、
ここは新人が
新しく乗り出すチャンスだと思っているところです。
中国でビジネスホテル王になりたい人は
名乗り出て下さい。


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