第1537回
チャンスのサンタクロースを心がけています
「もしもしQさん」がはじまってから
4年がたちました。
おかげさまでアクセスもずいぶんふえましたが、
私にとってもとても勉強になっています。
新聞や雑誌の連載と違って
読者の反応がアクセスにも現われるし、
Eメールになってすぐ戻ってくるので、
どんな受けとられ方をしているのか、
また何を望んでいるのか、
いやでも思い知らされてしまうのです。
たとえば、「もしもしQさん」は
私からの呼びかけですから、
一番たくさんアクセスのあるのは当然ですが
「ハイハイQさん」のアクセスが
最近はドンドンふえて、
時とすると前者を追い抜く気配を示すようになりました。
インターネットはもともと双方向性のものですから、
読者との交流があった方がいいと思って
はじめたものですが、
私に質問している人がききたいことは
ほかの人もききたいことなのだそうです。
それに対する私の答えがまた遠慮会釈のないもので、
時とすると一刀両断にされて、
そうだそうだと読んでいる方も
胸のすく思いをする、
それが面白いのだときかされました。
本当かどうかわかりませんが、
おかげで辞めたいのが辞められずに
東京に帰ってくると忙しい思いをしています。
「もしもしQさん」をやって、
一番手応えのあるのは、
時々、私が提案している新しい人材募集です。
私が次々と実現している新事業に
若い人材が必要なことも事実ですが、
「もしもしQさん」が一番役に立っているのは
就職から新事業に至るまで
チャンスにきき耳を立ててもらえることではないかと思います。
それも日本国内だけでなく、
世界中にいる日本人と日本語のわかる人たちから
打てば響くように反応のあることです。
私は「ハイハイQさん」を
「チャンスのサンタクロース」に
仕立てあげたいと思っています。
実際に思いを叶えてあげられるのは僅かな数ですが、
少くともヒントの提供は
できるようにしたいと考えています。
自分の仕事に眞剣に
取り組んでいる人たちが集ってくれれば
こんな嬉しいことはありません。
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