第1470回
上海の不動産屋は当分ペンディングです

あちこちから持ち込まれた話を自分で判断して、
ことし何とか手がけたいと思っているビジネスは
指折り数えて見ると、13ほどあります。
そのうち上海ではじめたい仕事は
ずっと述べてきた通り、
大型書店、英語塾、職業訓練システム、
ハイハイQさん中国版などがありますが、
その中に不動産会社は含まれておりません。

上海にはこれから
本格的な不動産ブームが訪れようとしています。
私はすぐにも稼動できる不動産会社を持っているので、
何とかそれを活用したいと考えて
「誰か上海で不動産屋をやりませんか」と
このコラムでも呼びかけたところ、
たくさんの方からご応募をいただきました。
いまだに古い記事を読んで
改めてお手紙を下さる方が絶えませんが、
不動産屋を開業して
皆に喜んでもらえるだけの成算が立たないのです。

先ず昔、
台湾でセールスをやってくれた旧部下たちが
新しい市場を求めて
上海に次々とやってきましたが、
15年あまりの間に
それぞれの社会的地位や収入にひらきができてしまい、
意見が一致しなくなってしまったのです。
セールスは中国人や台湾人の方がうまいし、
言葉の問題もあります。
日本人がやったのでは
日本人に住む家の世話をしたり、
不動産を買う世話をして
管理を任せてもらうくらいの仕事しかありません。
働いている人たちに充分な報酬をもたらしたり、
将来、立派に独立して
やって行けるだけの見込みが立たないので、
これではスタートできません。
おさわがせしてすみませんでしたが、
ほかにやることがたくさんありますので、
自分がやれそうな仕事があったらご連絡下さい。

不動産屋は先にのばしましたが、
不動産株はかなり仕込みました。
もう既に倍近くなった銘柄もいくつかありますが、
本番はまだこれからだと思っています。
何しろ円高後の日本では
不動産株やゼネコンの株が
キチガイじみた大暴騰をしたのですから。
同じことが必らず起ると
保証しているわけではありませんが・・・。


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