第1316回
「実務手帖」の見本ができてきました
9月にはこのコラムで
「来年は邱永漢実務手帖を使って下さい」
とお願いしましたが、
おかげでたくさんの方から申し込みをいただきました。
見本ができてきましたので、
来週には皆さまのお手元に届く予定です。
昨年は私がタダで10冊を
抽籤であたった方にプレゼントしましたが、
今年は出版元もかわり、
「センセイも手伝ってくれませんか」
と頼まれましたので、
私が皆さんにお願いをしたのです。
アジア交流センターがそれによって
潤おうわけではありませんが、
皆さんが使って下されば、
親近感も持っていただけるし、
もっと近いところで、
「もしもしQさん」や「ハイハイQさん」を
読んでいただけるんじゃないかと思ったのです。
来年までにはまだ時間もあります。
手帖は11月から使えるようになっていますが、
もしお手元に届いて、
「これならあの人にあげられるわ」
と思って下さる方があったら、
プレゼント用にも使って下さい。
ご自分で手渡してくれるのが一番ですが、
郵送してさしあげることもできます。
1冊でも多く使ってくれる方がふえれば、
私も面目を施します。
またもし「ハイハイQさん」の常連で、
まだ申し込んでいない人がおりましたら、
この機会に「実務手帖」のファンになって下さい。
今年は日本株も最低値から50%も恢復して
少々愁眉をひらいた人も多いと思いますが、
日本の消費が元に戻ったわけではありませんから、
手放しで喜ぶことはできません。
むしろ中国株に陽が当って、
かつて日本円の切り上げを迫られた当時の経済現象が
中国でも起ることが考えられます。
したがって10月からはじまった中国株の動きには
目の離せないところです。
もしただで中国株の解説を見ていて、
なお且つ実務手帖を持たない人には
天罰が下ることもあるかも知れません。
まあ、それは冗談だとしても、
中国株で多少なりともトクをしたという見覚えのある方は
ぜひ「実務手帖」の友達になって下さい。
来年はいい年になると思います。
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