第673回
春の中国視察団の日程が決まりました

ことし１回目の中国視察団の日程が決まりました。
３月13日（水）に成田もしくは関空を出発して
13、14と北京に２泊、北京滞在中は
中国のシリコン・バレーである中関村を訪問します。
中国一のコンピューター大手である聯想（レゼンド）と
バイオの最先端を行く北京大生物城を見学する予定です。

３月15日に北京から上海にとび、昼食後、
（翌日は土曜日で証券取引所は休日なので）
すぐ上海証券取引所を見学、
そのあと、中国株についての説明会があり、
続いて私が中国の経済の現状および近未来についての
講演をします。
翌日、翌々日は休日ですが、
上海は海中路や南京東西路が
大へんな賑わいを見せるので、
やがて人口３千万人になる上海が
どんな表情をしているか、
ご自分の目で見ていただきます。

昨年は上海で最後を迎えるスケジュールでしたが、
今回は趣を変えて、３月17日（日）に、
上海から深にとび、深に２泊して
バスで香港に入り、香港に１泊して、
３月20日（水）に
香港からそれぞれの出発空港に戻ります。
なぜこのコースを選んだかというと、
中国の改革開放政策は経済特区の設立にはじまっており、
深を見ずして今日の中国が
「世界の工場」になって行く過程が理解できないからです。
深とそのお隣の東莞には
台湾、香港、日本の工場が集中しており、
中国の工場がどこまで到達したか、
またそのスケールの大きさが一目でわかります。

どうせ深まで来たのですから、
そのまま引き返すよりは香港へ出るべきでしょう。
どうせ香港まで来たのなら、
世界一の中華料理福臨門に行かない
という手はないでしょう。
飛行機が日本の航空会社になってしまったことと、
香港の吉兆とも言うべき高級料理を味わうために
少々多目の出費は覚悟して下さい。

参加希望者は
邱永漢アジア交流センター
東京都渋谷区渋谷１−６−１０
ＴＥＬ０３−３４００−９３９３
ＦＡＸ０３−３４０７−４４６２
に申し込んで下さい。
申し込み順に受けつけます。