第307回
尻が軽くて外国語のできる人になろう

外国帰りの若者は見聞が広いというだけでも
取得があります。
また親元を離れるか離れないかという年齢で、
いきなり外国へ行ってしまったということで、
場所を選ばずに生きて行けるという逞しさを感じます。
尻が軽いというと悪口にきこえますが、
ハイと言ってすぐとび出せるのは、
いまの時代を力強く生きられる資質であると
私は思います。

私は自分の子供たちも3人とも、
男女を問わず外国に留学に行かせました。
自分自身が13才で親元を離れて台北に勉強に行き、
また19才から東京まで留学に行き
(その頃は台湾は日本の領土でしたから、
 留学とは言いませんでしたが)
あとは香港に亡命したり、世界中各地に旅行したり
事業をやることになったので、
どこに移植しても生きられる条件は、
根が深くならない若いうちに
身につけておかないとダメだと考えています。

もっとも外国留学をしたからと言って、
どの程度、学問が修得できたか、
またその国の言葉がうまくなったかというと
あやしいものですね。
それでもかまいません。
実績より動機が大切で、大学で習ったことなど
世の中に出て役に立たないことは
日本にいても外国に行っても
大して変わらないことでしょう。

でも言葉は違います。
折角、アメリカに留学しても、
いつも日本人の仲間だけで日本語を喋っていたのでは
英語は上達しません。
同じことが、中国に行っても、韓国に行っても、
あるいは、タイやマレーシアに行っても言えます。
言葉は覚えて下さい。
1つより2つ、2つよりは3つ、
日常生活に不自由しないくらいに喋ることができれば、
その国の人から親しまれるし、信頼感を持たれます。
言葉は現地に行って覚えるのが一番ですが、
日本にいても覚えられます。
色々考えた末に、私は中国語を教える教室を
つくることにしました。
いつもテレビでお目にかかる人が先生になってくれます。
言葉を覚えて外国の人にも親しまれる
スケールの大きな人になって下さい。


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2001年1月11日(木)

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