第1250回
香港資源
貴金属の製造、販売を行う香港資源(コード:02882)には
「小泉鉄造といく香港、深セン、中国企業ツアー」で
6月17日11時に伺っています。
2008年9月にケネデイ・ウオン(黄英豪)博士が
香港資源の買収を完了し、裏口上場を果たしています。
(旧社名:オーシャングランド)
2009年7月に香港資源傘下で権益の60%を保有する子会社の
「中国金銀集団」を通じ、
3D−GOLDのリテイル業務の完全買収を完了していました。
香港資源の概要から
【香港資源の金リテイル業務】
・仕入れ
外部メーカーに製造を委託
戦力的株主は主として金宝飾品サプライヤー
信頼できる製品供給、合理的なコストコントロールと
スケールメリットが競争を有利に
・研究開発
特に中国地区に向けた商品デザイン
“3D−GOLD彫像”
“金銀浮彫”“耀目的星星”など多くの技術、製品特許を出願済み
専門的設計と研究開発の継続は3D−GOLDに競争力をもたらす
・ブランド管理
ブランドはさまざまなレベルの消費者に
異なるブランドイメージを提供。
若年層から熟年層、ミドルレベルからハイレベルまで
金宝飾品消費市場は生活水準の向上と収入の増加が
金需要増加の主因となっています。
金宝飾品には装飾や感情的価値だけでなく、
相応の資産価値の保持という機能もあります。
中国はインドに次ぐ世界第二位の金宝飾品市場で、
市場規模は約1090億香港ドルとなっており、
需要の伸び率は年10%に達し、世界トップとなっています。
金を好むのも中国人の伝統であり、
中国人の純金消費は近年大幅に増加しています。
香港資源は主として香港、マカオ、中国本土で展開しており、
今後はフランチャイズ形式で徐々にシェアーを拡大させ、
各地の優れた商業地区に店舗を展開していきます。
香港資源は香港で13店舗展開しており
マカオと合わせると30店舗になります。
また、中国国内には280店舗展開しており、
いずれもデパートの中、
ショッピングモールに展開しているのが特徴です。
今後は500店舗まで拡大させ、
2、3年後はフランチャイズ形式で
800店舗にしていくとしています。
収益は伸びていきそうです。
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