第1218回
自動車メーカー
国内4位の自動車メーカーで
重慶拠点の大手自動車メーカーである
重慶長安汽車(コード:200625)の2009年12月本決算では
新モデルの相次ぐ投入や政策の追い風で
売り上げを大きく伸ばしたほか、
製品構成の見直しが奏功し、
売上高が前年比で88.4%増、純利益が4323.4%増と
大きく伸びていました。
重慶長安汽車は政策の追い風を受けて
自動車の販売台数が伸び、
純利益が大きく伸びていました。
同社は生産能力の向上が課題となる中、
2009年6月に重慶市で新工場の建設に着工しており
2012年に生産開始します。
また、中国汽車工程研究院などと協力して
今後はエコカーにも力を入れていきます。
山東省済南市に生産拠点を置く
トラックメーカー最大手である
中国重汽(コード:03808)の2009年12月本決算では
売上高が前年比で4.7%増、純利益が9.5%増と
増収増益になっていました。
馬純済・会長は2009年業績について、
下期の販売好調や旺盛な商用車市況を背景に
予想以上の改善をしたことで
前年の減益から増益に転じたとしています。
1月のグループ全体のトラック販売台数は
前年同月比で4倍の1万6700台、
販売額は2.2倍の44億元となっていました。
2月は推計でそれぞれ1万5000台、40億元を超える見込みで、
前年1〜2月に比べ
自動車市況の大幅改善が見て取れます。
|