中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1191回

では結果はどうかといえば、2009年1月には7400ポイント程度、
2ヶ月後の3月平均でのH株株価指数は
7400ポイント程度でしたので
1月とほぼ変ってはいませんでした。
ですが、3月半ばから
H株株価指数自体は右肩上がりで上げ始めました。
どこまで上げていったかというと8月の初頭まで指数は上げ続け、
12500ポイント前後まで上げていきました。
3月の7400ポイント程度から8月が12500ポイント前後ですから
率でいえば69%上がっています。

単純に見れば3月に100円の物が
8月に169円に上がったという数字です。
株式投資で考えたら3月に100万円で購入していた企業の株価が
8月には169万円になったということです。

投資する企業を間違えなければ
8月に69万円の利益が手にできています。

このような数字を手に入れるのに
投資家はどんな努力をしたでしょうか。
努力はしていません。
ここで大事なのは『市場の波に乗って投資する』ということです。

株式市場ではいろいろな要因で株価指数は変動します。
市場が低迷して調整している時期に
売買で利益を出そうとしても
下がっていけば利益はなかなか出せません。
逆にこの時期は安く購入する時期か、
投資でも休む時期となります。

その波をいかに読んで投資していくか、
波にうまく乗れたら株価は上がっていきます。
ただし、投資する企業を間違えない場合ですが。

ここまで、2009年に入って1月から8月までは
市場で上げていく波に乗れています。

では8月以降を見ていくとどうかというと状況は変わってきます。

(次回に続く)



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年12月18日(金)

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