第1182回
投資家心理
口でいうことは誰だって言えますので、
私自身はとにもかくにも
有言実行で示していくことが手っ取り早いと考えて
記事で書いていました。
株価が安いときに買えば
あとは上がっていくのを待っていればいいわけです。
ですが下げているときほど多くの投資家は買いません。
ここからどこまで下がっていくかわからない、
というのが理由でしょう。
下がっている企業価値がどれくらいで、
今の株価が割安であるのか、割高であるのか、
こちらのほうは無視します。
株式投資は投資家心理が投資の仕方を大きく左右します。
一般の投資家心理として
株価が上がっていくときに投資家は購入していきます。
ですが、株価が若干上がっただけでは
一般の投資家は購入してきません。
ある程度大きく株価指数でも大きく上げたあと、
重い腰を上げて購入を検討します。
そのような時とは、香港市場でしたらアメリカの経済が立ち直り、
香港市場の指数も右肩上がりで上がってきたことがグラフでも確認、
株価も大きく、またはある程度値上がりしたことがわかった時点で、
今度は新聞や出版本などで大きく香港市場が上がってきている、
チャートでも右肩上がりの表が紙面に載りますから
その表を見ればここから大きく上がっていくように
投資家には見えます。
またある程度は上がっていくでしょう。
そこからどこまで上がっていくかは
そのときの状況によって違いますが。
ではそのような状況がいつやってくるかといえば、
2010年後半、2011年に入って起こる可能性があります。
2009年もあと一ヵ月半程度となっていますが、
ここから香港市場の株価は上がっていく可能性が大きいでしょう。
ですが、チャートでわかるような大きな上げにはならないでしょう。
(次回に続く)
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