| 第1178回茹で蛙
 これを打破していくには日本企業しかできない、得意分野を育てていく事も大事です。
 また、日本の経済活性化では
 観光立国という分野も育てていけるのではないでしょうか。
 自然環境、歴史、文化などの観光資源を創造・再発見・整備して
 国際交流を増進させながら
 経済を活性化させていくことも検討できるでしょう。
 政府でも観光立国を目指していくとしていますが、
 この手段はいいと思います。
 10月25日に北京−羽田間のチャーター便の就航が開始されました。これで現在の北京−成田間の航空路線に加え
 訪日手段が広がることで
 訪日中国人観光客数の拡大が期待されています。
 茹で蛙の話がありますが、熱湯に蛙を入れると飛び出しますが、
 ぬるま湯に入れて沸騰させると
 気がつかないうちに茹で蛙になってしまいます。
 日本には借入金債務現在高より個人金融資産が多いから
 まだ安心だと思っているうちに、逆転してしまうかもしれません。
 これはぬるま湯に入っている蛙と同じです。
 そうならないためにもここから国の政策に期待したいところです。
 また個人の資産防衛としても日本円だけに頼るのではなくて他の国の株式や、外貨預金をしておくことによって
 資産防衛へのヘッジをかけておくことも
 考えてもいいのではないでしょうか。
 金融市場では豪州の実質GDP成長率が2四半期連続でのプラス成長となったこともあり、
 他国に先がけてオーストラリア準備銀行(中央銀行:RBA)は
 政策金利を従来の3.0%から3.25%へ引き上げました。
 RBAは豪州経済の回復基調について自信を深めており、
 追加利上げの可能性もありえます。
 今後、追加利上げで他国との金利差がさらに拡大するとの期待が
 豪ドルの好材料になりそうです。
 資源国の経済も回復が早くなっています。
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