第1168回
損することも覚悟
株価が上がっていっているときに下げることもあります。
そのような下げたときに購入できるか、
安値で購入できる投資家はどれくらいいるか、
またいつも安値で購入できるとは限りません。
予想と外れて高値で購入してしまったら、
高値まで行かなくとも安値で購入できなくて
株価がかなり上げていかないと利益が出せないような時には
どう対処したらいいのか
分からなくなる投資家が多いのではないのでしょうか。
このまま持ち続けるか、売却して決済したほうがいいのかは
その状況によって違ってきます。
また、投資した企業によっても投資方法が違ってきます。
投資した結果が投資家本人が予想した結果と違ってくると、
投資家自身、投資に自信を失います。
例えば、100円で購入した企業の株が
120円になったら売却する予定が、
下がってしまって80円で売却決済したなら
20%の利益ではなく、20%の損になります。
大きな損額でないにしても儲けるつもりがマイナスになるだけで
目先が真っ暗に見える投資家が多いのではないでしょうか。
長期投資なら株価が下げた時点で追加購入して
株数を増やしていく投資ができます。
ですが短期投資で利益を出そうという投資では
マイナスは損につながっていきます。
ですから、実際の短期投資で10〜15%の利益を狙っていくにしても
当然利益を上げることができるときもあれば、
損をすることも覚悟して投資をしていかなければなりません。
損よりも儲けた金額が多ければ良しとするのが短期投資です。
損することも覚悟できる人が
短期投資で利益を追求できる投資を行えます。
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