中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1155回
中国株人気

日本の証券会社では
中国投資セミナーを集中開催しているところが見受けられますが、
好調に投資家が参加しています。

現在、先進国経済が
リーマンショック以後の下落相場で
停滞を余儀なくされている中で、
中国政府が発表した
4兆元にのぼる景気刺激策が効果を出しつつあります。
経済危機の影響から
いち早く立ち直りを見せつつある中国経済への期待を背景に、
中国株への投資熱が高まっています。

世界の経済がマイナス成長の中、
中国はGDP(国内総生産)で
2008年10月以降の四半期経済成長率は
6%台に抑え込まれているものの、
2008年11月に打ち出した4兆元の景気対策効果によって
月次で発表される経済指標は成長再加速させてきました。
GDPでも目標の年率8%成長が視野に入ってきました。

中国は4兆元の財政出動も含めて、
インフラ投資、高速鉄道の整備に力を入れていきます。
当然、投資による経済成長が期待できるだけでなく、
国内の人口流動が高まり都市化が促進され、
大型インフラ投資の持続、個人消費の拡大によって、
中国経済は高度経済成長を維持していけます。

3月9日の香港株式市場では
ハンセン指数は前営業日終値比4.839%安の11344.580ポイント、
H株指数6725.580ポイントで引けていました。

7月31日の、ハンセン指数は前日比1.68%高の20573.33ポイント、
H株指数は12123.59ポイントで引けています。

3月9日から7月31日まで指数の上げ幅では
ハンセン指数は81%、
H株指数は80%と大きく上げてきています。
上昇幅が大きいため、
ここからしばらくは株価でも調整する可能性もあります。

また、経済回復の兆しが見えてきたとはいえ、
いまだ先行きが不透明な事は確かです。
中国株投資においても投資リスクを十分に考慮しながら
投資を考える必要があります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年8月14日(金)

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