中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1100回
投資家の判断次第

2009年が始まって1ヶ月が経ちました。
特に今年前半はニューヨーク株式市場、
東証株式市場、香港株式市場の株価はさえなくなりそうですから
一般投資家にとっては我慢していく展開となりそうです。
ではその我慢ができるかといえば多くの投資家はできません。
特に損切りをした投資家にとっては
思い出したくもないという気持ちも大きいでしょう。
また、そこまでいかなくとも
いまは静観して様子を見ていこうという投資家も多いでしょう。

このような状況は、私の経験で前にも記事や、
私の著書「中国株で1億円儲けた」にも書きましたが、
中国本土B株市場は1977年の高値100ポイントから
1999年の24ポイントまで2年間下げていました。
下げ続けている間
購入できるお金ができたら少しずつ買っていっていました。

いまでいえば大バーゲンセールが目の前にあるのに、
買うか買わないかは投資家の自由ですが、
一般の投資家は買いません。
多くの投資家が恐怖を感じて市場に近づかないときほど
本当の買い場であるといっても
かたくなに一般の投資家は買ってきません。

株式投資では頭の中で絵が書けるかどうか、
が、大事だと思います。
これから3年後、4年後世界経済がどうなっていくか、
株式市場だったら
ニューヨーク株式市場、香港株式市場がどうなっていくのか、
ここからもっと経済が悪くなっていくと考えたら投資はできません。
ですが、回復していくと考えたら投資を検討できます。

どこまで回復していくかは
今後の状況を見ながら検討していけばいいでしょう。
また、株価でもいつが安値のピークになるのか、
まだまだ先のようでしたら
投資は先延ばししたほうがいいでしょう。
安値のピークは分からないが、
今現在の株価に割安感があると考えられるようであれば、
今の時点で投資も検討できます。
これは各投資家の判断次第です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2009年2月2日(月)

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