第1087回
小さな幸せ
12月14日発売の「日経ヴェリタス」に
アメリカで著名投資家である
ウォーレン・バフェット氏の記事が特集で載っていました。
内容はいまニューヨーク株式市場で株は下がっているので
「いまこそ投資の好機である」ということで、
現預金4兆円のうち2兆円分、株を購入しています。
あとはいかにいままで利益を膨らませてきたかなどが
載っていました。
バフェット氏は
株式投資を50年以上やってきて大成功を収めたのですが、
これからもチャレンジは続きます。
普通の投資でも短期でなくて、
長期で考えれば利益を大きくすることはできます。
年間20%成長で伸びる企業に100万円を50年間投資できたとしたなら
50年後には91億円になります。
年間20%成長できる中国企業でしたら数多くあります。
また、20%成長できなくなったら
できる企業に投資しなおせばいいのです。
ですが投資の目的は多くのお金を増やすことよりも
増やしたお金でいかに人生の中で有効に使っていくかが主題です。
増やす期間と使っていく期間
両方を天秤にかけて投資年数を決めていくことになります。
また、増やしながら使うということも投資ではできます。
3000万円分の株があり年間20%増えていったら
1年後には3600万円になります。
また3000万円に配当が5%ついたなら150万円になります。
1年後には3600万円のうちから500万円分引くと
3100万円分残ります。
1年後に20%成長したら3720万円に増えています。
500万円と配当の150万円をたした650万円分を使っても
資産は増えていきます。
650万円でしたらひと月54万円が使えます。
ひと月に54万円あれば食べて小さな贅沢はできそうな金額です。
では実際にこのようにできるかといえば、
年間20%成長できない年もあれば
50%伸びて3000万円が4500万円に膨らむかもしれません。
計算上できるということでの見本です。
ですが、このようなことも考えられるのが中国株式投資です。
そのためにもなるべく早く3000万円にできたらいいでしょう。
この十分の一の300万円だって
ひと月に5.4万円(理論上)使える計算です。
小さな幸せをつかめる投資も、
これから長い成長していける国の中国株式投資なら考えられます。
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