中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1073回
今週の動き

10月24日の日経平均株価は続落して始まり、
東京外国為替市場で
円相場が1ドル95円台前半まで下落したことを受け、
円高進行による業績悪化懸念が強まり
輸出関連企業を中心に売りが膨らみ、
日経平均の終値は
811円安の7649円と年初来安値を更新して引けていました。
24日の香港市場はほぼ全面安で取引を終え、
H株は2006年1月以来、
約2年9カ月ぶりの安値水準となって引けていました、

27日の日経平均株価は4日続落し
終値では486円安の7162円となっていました。
7200円を下回ったのは
1982年10月下旬以来で約26年ぶりとなっていました。

週明け27日の香港株式市場は米株安を嫌気したこと、
この日アジア株の大幅安、
世界的な景気の減速、企業業績の悪化懸念など、
東京株式市場の急落を受けて売りが止まらず一本調子で下げ
香港H株指数では14%下げていました。

27日のニューヨーク株式は終値では
ダウ平均が前営業日比
203.18米ドル安の8175.77米ドルと下げていました。

28日の日経平均株価は
円相場が一時1ドル96円台に下落したことも買い安心を誘い
日経平均は5営業日ぶりに反発し、
終値で459円高の7621円で引けています。

28日の香港株式市場では前日にハンセン指数が12.70%安と急落し、
1日の下落率としては
1997年10月以来11年ぶりの下落率を記録した反動で、
自律反発狙いの買いや値ごろ感から買い戻しが入り、
特に後場一段高となり、今年最大の上昇率を記録しています。
1970年以降では1973年2月9日の14.41%に次ぎ、
過去3番目の上昇率となっています。
H株指数は13.89%高と大きく上げていました。

28日のニューヨーク株式は引けにかけては更に勢いを増し、
ダウ平均は+889ポイントと史上2番目の上昇幅、
上昇率は+10.9%となっていました。

29日の日経平均株価は値ごろ感から買い意欲が強く
日経平均は大幅続伸し589円高の8211円と
8000円台を回復し引けていました。
29日の香港株式市場は一時はマイナスに転じましたが、
引け前に再び買いが入り指数は上げて引けていました。

このようにニューヨーク株式が下げ
日経平均株価は一時7000円を割り込んだあと、
8000円台を回復していました。
香港株式市場もぱっとしません。

このような内容で今中国株に投資したほうがいいいかどうか、
私個人は買い場だと思っていますが
はたして正しかったかどうかは半年後、1年先にわかります。
株式市場がどうなっているかを最近の記事では書いています。
半年後、1年後にもう一度この記事を見て
どう市場が動いたか、
自分がこのときどのような心理状態でいたか、
振り返ることによって
自分の投資に対する態度、見方が見えてくるでしょう。
自分の性格もよくわかってくるかもしれません。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年10月31日(金)

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