第1074回
新規口座
先々週末、円高が進行したときに
友達から電話がかかってきて
聞きたいことがあるので会いたいという事でした。
円高になったことで香港ドルが安くなったことと、
いままでの株価の下げで
中国株になおさら魅力が出て買いたいということでした。
購入を考えている銘柄でも収益が伸びていて、
昨年の高値から五分の一まで下げています。
配当利回りを見ても7%程度と10%程度の3銘柄の企業です。
銘柄も問題がないので後は購入する株価くらいのものです。
彼の投資期間では
2年後に株価が上がっていればいいということですので
大きく上がっていることが考えられます。
なぜ2年後かといえば彼が定年するときが2年後で、
資産の一部として膨らんでいてほしいという投資の仕方です。
彼も中国株投資で10年行ってきて、
株価が大きく上がったときに一部を売却して、
投資資金はいままで回収しています。
その間に1997年のアジア通貨危機で
株価が大きく下げたことを経験していますので、
今回の下げも冷静に見ることができるのでしょう。
テレビの番組でもでも取り上げていましたが、
いま日本の投資家は
証券会社に新規に口座を開く人が多くなっています。
某証券会社では
毎日500件ほど新規に口座を開く人がいるといいます。
いま下がっているのを
投資の機会と見ている人も多くなっているのがわかります。
短期間ではなく長期間で見れば
いまが買い時になる可能性が大きいでしょう。
中国株投資にしても1、2年で利益を出すというよりは
5年程度の投資期間の幅で、
いま購入できるチャンスかどうかを考えたほうがいいでしょう。
私自身は香港株式市場、東京株式市場が急落した10月27日、
10月29日の香港株式市場は小さく上げて引けていましたが、
少ない金額ですが購入していました。
基本的には5年〜10年の間に
大きく伸びていけるような企業を選んで購入しています。
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