中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1072回
著名投資家の見方

投資では米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が
「株を買い入れるルールは単純だ。
他の人が強欲になっている時に恐れ、
皆が恐れを抱いている時に欲を出すことだ」
と言っていますがその時期が続いています。

では投資できる株式市場がアメリカ市場かといえば、
そう見ていない投資家もいます。

世界を代表する投資家のジム・ロジャーズ氏は
今後の世界経済の展望として、
長期的な世界経済の見通しは数年前からぶれておらず、
「19世紀はイギリスの時代、
20世紀はアメリカの時代、そして21世紀は中国の時代」になる。
長期的にはアメリカが没落し中国が発展していくとして、
「中国に問題が起こった時こそ絶好の投資の機会だ」としています。

アメリカ金融危機に対しては、
第二次世界大戦以来、最悪の景気後退で、
いつまで続くかわからないが、まだまだ続くだろう。
数年の短期で終るものではないとし、
今どうしても投資しなければならないなら、
日本・ブラジルなど
アメリカ以外の国の株を買うようにすると話しています。

ジム・ロジャーズ氏の投資手法は
安くてプラスの変化が起こっているものを見つけ出して買うことで、
投資対象としての基準をみたしている候補が見つかれば、
十分に調査し
確信が持てたら買うとしています。

また、中国株に対しては1990年代に中国株投資を始めたが、
中国には大きな未来があり、
次の時代には世界で最も大きな国になるとして
中国株を売却したことはなく、
今後も長期的に保有し続けるとしています。

これだと10年以上
ジム・ロジャーズ氏は中国株を買い続けていることになります。
実際の売買動向はジム・ロジャーズ氏以外はわかりませんが、
基本的には中国企業に投資を続けています。

つまり長期的に中国が成長していくのを見通して
「サブプライムローン問題」が起きて
世界の株式市場に変動があろうが、
中国への投資には変更がありません。
投資の仕方、考え方は参考になります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年10月27日(月)

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