中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1068回
見極め

10月9日の香港市場は
前日の欧米株が下げ止まりませんでしたが、
急落した後とあって、自立反発を狙った買いが入り
上げていました。

ではここから上がっていくかといえば
若干上げたとしても再度株価は下げていくでしょう。

ここから下げていくのなら安心して購入していくことができます。
ここからどこまで下げていくかはわかりませんが、
下がっていく以上
企業の株価に割安感が大きくなっていくのはわかります。

上がっていくときに購入していくのと
下がっていくであろう時に購入していくのとでは
状況は違いますが、最終的に株価が上がっていけばいいのです。
例え株価が大きく上がっていかなかったとしても、
株価が下がった分
配当利回りでも高くなっています。
企業として成長していくならば
収益が伸びると同時に配当額も増えていきます。

ここから株価がどこまで下げていくかはわかりませんが、
下げている間は安心して購入できるのです。
バカなことをいっているように思えるかもしれませんし、
いまはまだ「サブプライムローン問題」に目処がついていませんので
不安しか感じないでしょうが、
サブプライムローン問題に目処がついて
株式市場に投資資金が入ってきて
株価が上がるようになると分かってきます。

ここから投資家が行っていくことは
小額と思えても中国株を購入していくことです。
投資金額でも10万円程度でいいでしょう。
いまの10万円分の株は50万円、
それ以上の価値のある企業の株を購入できるのです。
10万円貯めるにしても月に3万円程度貯めていけば
3ヶ月で貯まるでしょう。
貯まった時点で購入していけばいいのです。

一番怖いのはこのように安くなっているときに購入しないことです。
10万円まで貯まらなくとも
まとまった株数を購入していける企業もありますので
10万円まで貯めたらと律儀に考えなくてもいいでしょう。
私自身も10万円前後で
持ち株数を増やすために追加購入している企業があります。
逆に大きな金額では購入していません。
ここからどこまで下がっていくかわからないのですから、
少ないお金で投資していき
手持ち資金が枯渇しないようにしていくほうが
投資の仕方としても大事です。

私自身、追加購入していきたい企業が3〜4社あります。
持ち株を増やしていきたい企業ですので
じっくり構えて下げるのを待てばいい立場です。
例え安値で購入できなかったとしても割り切ることができます。
投資家の思うようにいかないのが株式投資です。

株式市場の流れに逆らうのではなく、
波に乗りながらいまどのように投資を行っていったらいいか、
投資判断の見極めを求められる相場展開です。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年10月13日(月)

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