中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

小泉鉄造さんが明かしてくれる、
株式投資の虎の巻

第1040回
できる事から行う

また30代の男性で、言語障害と左片麻痺の人がいましたが
頭ではわかっていても言葉としてでてこないのです。
体の自由も利かないのでなお大変です。
意思を表すときは
「トイレ」「起きる」などのカードを相手に見せて
わかってもらいます。
その方とは気があって会話はできないものの、
手話のような形で話をしていました。
人間いろいろの形でコミニュケーションが取れるものです。
奥さんと小学生の女の子が見舞いに来ていましたが、
退院後のことを考えると本人も大変ですが、
これからどのように生活していくのか、
考えるだけでもこれからが本当に大変なのがわかります。
こんなに性格も人間的にも良いであろう人が・・・。
これからどうやって生活費を稼いでいくか、
全く目処がその時点ではたっていません。
夫婦力を合わせて乗り切っていってほしいものです。

また、私と年がほぼ同じ男性でしたが、
シャワーを浴びているとき脳梗塞になり
そのまま倒れ家族が帰って気づくまで
8時間も風呂場で倒れていたという、
全くよく生きていられたというほどの強運の方もいました。
やはり右片麻痺で車椅子での移動です。
仕事が大工だったため
その方も退院後いかにして食い扶ちを稼ぐかが大きな課題で、
リハビリセンターの屋上でお互い車椅子に座りながら話しましたが
解決策は見つかりません。
脳梗塞で麻痺をわずらい仕事に復帰できない人にとっては、
その後生きていくためにどうしていったらいいのかが重大事です。

もし、お金がほとんど手元になくて
私の症状が重くて体が動かなかったなら、
それこそ退院したあといかに生きていくお金を生み出していくかが
一番の関心ごとです。
当人にとっても当然大事なことですが、
家族にとってもみんなで生きていく糧を得るために
いかに現金収入を得るようにしていくかの課題が残ります。

私自身は中国株投資でいくばくか資金ができていましたので
退院後すぐに明日の米が買えないような心配は
しなくて済みました。
この点だけは助かったという気持ちです。

入院中にここからいかに体勢を立て直していくか、何ができるか
まず計画を立てることにしました。

リハビリセンターに入院後1ヶ月半目には
ベッドの上か、食堂にいき
ノートパソコンで株式市場の動きをチェックしていました。
食堂を使うことは許されていましたので、
車椅子に乗り膝の上にパソコンを乗せ
食堂にいき電源を差し込んで
自由が利く左手だけで文字を打ちながら検索していました。
ただ、最初は本当に頭と体が疲れますので
できたとしても1時間足らずがせいぜいでしたが。
これで外側(社会)とのつながりが取れたことでうれしい反面、
車椅子生活になるかもしれないと思うと複雑な思いでしたが
まずは今できることからやっていくという姿勢が
私自身には大事でした。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2008年7月4日(金)

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