中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第992回
中国国際コンテナの2006年12月本決算

コンテナ製造では世界最大手企業である
中国国際コンテナ(コード:200039)の2006年本決算では
売上高が前年比で7.1%増、純利益が3.8%増と
微増にとどまっていました。

・中国国際コンテナの2006年12月本決算
売上高 --- 331億6780万1400元 前年比 7.1%増
純利益 --- 27億7172万3100元 前年比 3.8%増
EPS --- 1.25元
期末配当 --- 0.43元
株式配当 --- 1対0.2(2割無償)

3月19日の株価:16.750香港ドル
3月19日のPER:13.28倍
配当利回り:2.59%


中国国際コンテナの企業に投資すれば
一株に対して0.43元の配当金(配当利回り、2.59%)と
同社株を20%分貰うことができます。

中国国際コンテナは2004年までは業績が大きく伸びてきており、
投資家に人気があった企業です。
ですが、2005年後半に入り同社の業績に対して
大きく伸びていけないのではないかという情報が流れた後、
株価は低迷してきました。
実際収益でもその後は伸び悩んでいます。

・中国国際コンテナの2006年1〜9月期決算から
売上高 --- 253億3336万3918元 前年同期比 1.7%減
純利益 --- 21億8549万3063元 前年同期比 17.5%減
EPS --- 0.9850元

中国国際コンテナの2006年1〜9月期決算では
減収減益となっていました。
今回2割無償と配当金を貰ったとしても、
権利落ち後はその分株価が下がりますから、
その後大きく株価が上げていかないと利益になりません。

今後2007年に入り同社が伸びていかないに限りは
株価が上昇していかない可能性が大きいでしょう。

配当株式で無償株は貰ったがいいが、
その後株価があげていかなければ
利益は増やしていくことはできません。
その辺を考えて購入するかどうか考えていく必要があります。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2007年3月26日(月)

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