第966回
何のための投資か
自分のため、家族のため、
社会のために働いていくことができたなら
いい仕事についたことになります。
ですが、自分や家族のためにもお金を貯めておくことは必要です。
もし自分が、家族が病気になったならお金が必要です。
また、勤めている企業が倒産してしまったなら
その時点から自分や家族の生活を
維持していくことはできなくなるでしょう。
そうならないためにも
自己で貯めたお金で資産を造っておく必要があります。
そう考えたなら投資に対しての考え方も変わってくるでしょう。
今まで一生懸命に貯めた自己資金を
他人に任せるようなファンドなどに投資していくよりは、
実際に大きく増やしていけるような方法で
増やしていくことが必要です。
個人で貯めたお金に対して
自分で増やしていけるようにしていく必要があります。
このときに始めて自己責任での投資が始まります。
増やしていくにしても他人に任せるのではなくて、
自分で投資を行っていくことで
どこまで自己資金を膨らませていけるのかが判ってきます。
その時に考える必要があるのが世間で言っている常識との決別です。
今の日本の金利では増やしていけないが、安心して預けておける、
海外の商品に投資したなら日本の金利よりは高い利回りになる、
ただし、為替に対しての手数料と
為替の変動による為替変動リスクを加味しながら
預金していく必要がありますが。
目の前でおきていることに対して諦めた気持ちでいたなら
そこからは何も生まれてきません。
積極的に前に進んでいくことによって始めて道は開けてきます。
国は国民が税金を支払うことによって成り立ちます。
もし、消極的な考え方で
国が支払うお金を目当てに国民が全員働らなくなったなら
誰が税金を支払って国を支えていってくれるのでしょうか。
他人からおこぼれを受けるのではなくて、
自分のことはせめて自分でできるようになって
はじめて一人前です。
人は生きているうちに年をとっていきます。
また、年をとっていくだけでしたなら誰だってできます。
年をとっていくのに対しては平等です。
ですが、自分のためや家族、
ひいては世界の幸せになるような生き方をしたいのであれば
せめて自分の面倒は自分で見ていけるようにして
はじめてほかの人に迷惑をかけないような生き方ができます。
そのためにも投資していきながら資産を増やしていく、
これは自分自身のためでもありますが、
家族のため、社会人としてせめてもマナーです。
マナーを守った人は
今まで生きてきた人生を振り返ったときに
充実した生き方ができたと思うでしょう。
中国株投資で利益を膨らませていくにしたって
個人の中での裁量で行っていき、
頑張った分だけ利益として還元してくれます。
中国株投資を行っていくというのは
個人の利益だけを考えるのではなく、
周りの人も豊かにしていくための投資でもあります。
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