第938回
投資できる株式市場
株式投資の仕方で正当な投資方法では
成長していける企業に投資し株価でも値上がりし、
現金で配当金を受け取り、
株式分割で株数が増えていける企業に投資していくことです。
では実際にそのような中国企業があるのか見ていけば、
投資できる株式市場かどうかの判断もできます。
上海B株市場に上場している振華港口機械(コード:900947)の
2006年1月の株価は0.80USドルでした。
2005年の株式分割では10割の無償株を発行しました。
今の株価は1.30USドル程度となっています。
振華港口機械の株を
2006年1月の株価、0.80USドルで1000株購入していたなら
株数でも2倍の2000株になります。
株価の値上がりは1.625倍で、
株数は2倍になりますので利益でも3.25倍に増えます。
100万円投資していたなら1年後には325万円に増えています。
200万円なら625万円になっていますので525万円が利益になります。
深センB株企業の万科企業(コード:200002)の
2006年1月の株価は5香港ドルでした。
2005年の株式分割では5割の無償株を発行しました。
今の株価は13香港ドル程度となっています。
1000株購入していたなら株数で1500株に増えます。
株価の値上がりでは2.6倍で株数では1.5倍になりますので
5.2倍になります。
100万円投資したなら520万円になっていますので
420万円が利益になります。
上海振華港口機械の2005年の業績は売上高が68.3%増、
純利益は159.7%増と伸びています。
万科企業の2005年の業績は売上高が37.7%増、
純利益は53.8%増と伸びています。
業績が伸びて株式配当を出し株価でも上げていく企業には
絶対とはいえませんが、安心して投資ができます。
このような企業が多いのが中国企業です。
投資できる環境は中国株式市場に移ってきています。
|