中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第937回
釣れる場所

魚を釣りにいったとき
まずは魚がいそうな場所を探して釣り糸を下げます。
釣りに行った川や海でも釣れそうな魚に対して釣竿を用意します。

めだかを捕まえるのに大きなモリは必要ありません。
捕まえるにしても小さな網があれば十分です。

海に行って魚を捕まえるのに網ですくう人はいません。
釣竿でも釣る魚によって分けて使って、
餌に食いついたら引き上げて
最後に網で引き上げるのが網の役目になります。

漁師であれば魚群探知機を使い魚の種類を見分けて、
捕まえるのに適した釣り方や網、銛を使い分けます。

山に山菜を取りに行ったとしても
その時期に生えてくるものを探します。
雪が降っている冬に山菜は生えていませんので
取ることはできません。

株式市場でも同じことが言えます。
これから大きく成長していく株式市場とそうでない株式市場とでは
どちらに投資したほうが利益が出せるのか、
当然伸びていける株式市場のほうに分があります。

日本の株式市場は
再度大きく日本が高い経済成長をしていかない限りは
大きく伸びていくというより低成長の伸びになっていくでしょう。
市場でも海外からの投資資金が入ってきたときには
時価総額でも一時膨れるかもしれませんが、
その資金が日本から離れたなら低迷していくでしょう。

中国では今後多くの企業が上場してきますので
時価総額でも大きく伸びていきます。

では時価総額が大きく伸びていく国であれば
投資ができるかといえば
そうだと決め付けるわけにはいきません。

上場してくる企業自体が成長していかない限りは
投資できる株式市場だということはできません。
では、中国株式市場はどうかといえば
所得の増加とともに企業が成長し
株式市場の時価総額も増えていきます。

このような国では
お金がお金を生んでくれるサイクルができてきます。
自分が持っているお金も
膨らませていけるところに引越しをさせて
投資しなければいけません。

釣りをするにしても魚がいるところでなければ釣れません。
魚のいる場所が移ったなら
魚場を変えて漁をしなければ捕獲できませんので
漁師自体の仕事はお手上げになってしまいます。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ

2007年1月8日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ