第925回
老後の安定
まず、生きていくうえで一番大切なのは、
働いて生きていくだけのお金をいかに手に入れるかです。
若いときは仕事を覚えるのでも生きていくのでも精一杯ですから、
貰った給料の中でいかに生活していくか、
またお金もうまく増やしていけるかの助走段階です。
その後結婚したのでしたら
給料の中で生活費をやりくりしながら
家族の中でうまくやっていけるかが最大の関心ごとでしょう。
まずは働いて家庭生活ができるようにしていくのが
先決問題です。
先々が見通せない分だけ一生懸命生きている時代です。
少しお金が貯まって投資し、先々投資資金が大きく膨らんでいき、
老後資金でも何とか確保できそうになったなら
気持ちの上でも安定します。
先々投資金額に対してそれなりのお金が貯まったときに
人の気持ちは変化していきます。
中国株に投資して10万円のときと1億円のときとでは
老後資金を考えても気持ちのうえでも経済的にも違ってきます。
10万円を月に1万円使っていったなら10ヶ月は持ちます。
1億円を年間400万円使ったとしても25年間は持ちます。
また、配当利回りで4%ついたなら
年間400万円(税込み)で使ったとしても
配当金だけで間に合いますので
1億円は手付かずのままに残ることになります。
精神的には安定した老後を遅れることになります。
人間の寿命には限界があります。
年齢を重ねていくいけばいくほど食が細くなっていきます。
無理して美食を重ねていったとしても
糖尿病を患って短命になっていくのがせいぜいでしょう。
就職をした時点ではいかに自分が生活できるかが第一の目標。
次に結婚する、子供ができたたなら家庭を守っていくことが大事。
老後になっていったときに
家庭も安定して生活していくにも
ある程度資金の目鼻がたてば
その後のお金の心配だけはなくなります。
老後を豊かに暮らしていくために
今までの資産を使って旅行でも
世界一周のクルーズ船等を楽しむ人もいるでしょう。
ある人は仕事が面白くて一生続けていく人もいるでしょう。
人それぞれです。
ですが年を取っていくということは
死に一歩一歩近づいているということです。
|