第912回
下げたなら絶好の仕込み場へ
11月28日に香港、中国本土市場の株価が値下りしたあと
29日にはアメリカ市場でダウ平均が
終値で14.74米ドル高の0.12%ポイント高と値上がりしており、
S&P500種でも4.82ポイント高の1386.72米ドルと
0.35%値上がりしていました。
香港市場でもハンセン指数が値上がりし、
指数でも前日比から上げて始まり
H株指数でも29日には3.30%上げていました。
もし次の日の29日にアメリカ市場でダウ平均が下げたなら
香港の株価指数ももっと大きく下がっていったはずです。
ですが、29日にはアメリカ市場では反発し
平均株価が上がってきました。
ですから香港の株価指数も上がっていくことが予想できました。
28日には香港市場でもほとんどの銘柄の株価が急落していきました。
私自身も投資したい企業の株価が
この半月間で大きく値下りしてきていました。
早速29日の終値までは28日の下値まで下がらなかったものの
投資したい企業の株を購入しました。
今の株式市場では原油安に伴ない
航空企業やファンドが投資しやすい大型株等に人気が移って
株価でも上げてきていました。
逆にいえばそのほかの業種の企業の株価は
大きくは値上がりしていません。
値上がりしていくどころか
下げていく銘柄が多くでてきました。
今まで購入した業種でも人気が出たなら
そのような企業の株価は上がっていっていましたので
投資は控えたほうがいい可能性が大きくなります。
逆に将来伸びていける企業で
株価が大きく下げていた企業なら投資を検討できます。
投資していける企業というのは
株価だけが上がっていくのを狙って
投資していくわけではありません。
短期投資でしたら、
たんに株価の値上がりだけを追っていく投資になります。
投資できる期間でも限定した投資になります。
また、現実にこのような投資の仕方もあります。
ですが、個人投資家の場合は
中国株投資では為替でもそれなりにかかり
証券会社の手数料も
日本の企業に投資していくよりは高くなりますので
少しくらいの値上がりでは利益にはなりません。
日本の上場企業に投資していくよりはハードルが高くなります。
投資の仕方でも長期で配当利回りを考えながら
長期で伸びていける企業に投資していったときに
始めて大きな利益を手にすることができるのが
中国株投資での基本投資です。
では28日に下げた後で29日には株価数でも上がっていきましたが、
私自身が投資したのかといえば、
チャイナ・レアアース(中国稀土、コード:0769)を
購入していました。
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