中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第909回
新高値と株価

指数で新高値を更新していったとしても、
指数に採用された企業の平均株価が上昇したということです。
投資した企業が指数採用銘柄であったとしても、
その株価が指数に対して平均的に上がっていくわけではありません。
指数より大きく値上がりしていく企業もあれば、
逆に株価が下がっていく銘柄も出てくる可能性だってあります。
また、指数に採用されていない企業も多くあります。

業績が順調に伸びている企業でも株価が上がらない銘柄もあれば、
業績が伸びていない企業の株価が
大きく値上がりしていく場合もあります。

海外から入ってくるファンドなど大量に入ってくる資金は
小さな企業に投資することは少なく、
商いがすぐにできるような
売買金額でも売買株数でも大きい大企業に
投資資金が回っていきます。

指数が新高値を更新していくということは、
自分が投資した企業の株価も
上げていく可能性が大きくなってきたと見ることができますが、
ハンセン指数が大きく上昇していったとしても
自分が投資した企業の株価が上げていくとは限りません。

投資するとしても企業の業績を見て、
短期で利益が伸びていく企業に投資するのか、
長期で伸びていける企業に投資していくのかによっても
株価の値上がり方が違ってきます。

指数が上げていく段階では優良企業といわれている銘柄で、
業績が順調に伸びている大企業の株価が
値上がりしていく傾向があります。

業績でも回復している業種では
原油価格が値下りしてきているのを受けて
航空企業の株価が値上がり傾向です。
また、電力企業も売上げに対して
利益が出てくるようになってきていますので
この数ヶ月間上げてきてはいますが、
ここからまた上げていく可能性も大きいでしょう。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年11月29日(水)

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