第904回
世紀陽光生態科技のIRから(その三)
*中国政府の優遇農業政策
・土地改革プロジェクトに対して中国政府は優遇政策として
どのような改革を行ってきたか。
・中国政府は2006年に地方部での支出を14%増やし、
農業税を完全撤廃すると公約した。
・中国政府は2006年からの5年間に
有機肥料の使用を後押しすることになる
「カスタマイズした施肥法」の使用を後押しする
「カスタマイズした施肥」の促進による土壌の品質向上を目指す。
「土地開発プロジェクト」の実施を行う。
・中央政府は「カスタマイズした施肥」技術サービスを
1億人の農業従事者に提供するために
2006年に5億人民元の補助金を支出する予定である。
*カスタマイズ
(ユーザの好みに合わせて商品を作り変えていくこと)
・有機肥料は「第11次5ヵ年計画」の中の優先項目。
・有機肥料は政府の「第11次5ヵ年計画」で重要開発の1つである。
政府は今後5〜10年間に有機肥料の臭気所除去&急速発行技術への
R&D支払いを公約している。
*他社の新規参入は難しい業種である。
・バイオ有機農薬に対する厳格な認証ならびに登録用件では
中国政府での最低3年間の登録期間が必要。
・農家の製品受け入れを確立するには長い期間が必要。
・地方部で効率的な販売ネットワークを構築する困難さ。
・生産技術。
・地域的制約。
長距離輸送は有機肥料には適さない。
地域に適した生産には多様な原材料を処理する能力が必要。
*研究開発
・新製品開発
・農薬肥料
農薬と肥料の両方の機能を併せ持つ商品。
2007年に完成の見込み。
・防風林用有機肥料
海岸や砂漠地域の防風林植林地向けに特別設計。
2007年に完成の見込み。
・カスタマイズした施肥法
・中国政府による最近のカスタマイズした
施肥法(測土配法施肥)の促進政策に沿って、
当社は肥料の効率向上と、ひいては土壌の肥沃化のために、
特定の農産物向けに測土配法施肥の開発を行っており、
今後も続けていく。
・さまざまな原材料を処理する能力
・工場では食品加工(飲料製品など)で出る食品廃棄物を、
有機肥料生産の原材料として活用する新技術を
うまく取り入れている。
これによりさまざまな原材料を利用する能力がさらに向上し、
特定の原材料に対する依存度が低下した。
*コスト構成
・ 原材料:87%
・減価償却費、設備保守など:9%
・水&電力の使用:2%
・人件費:2%
*技術的優位性
・他の企業の発酵工程の平均は20日間となっている。
同社は10〜12日間となっている。
・効果的な臭気処理技術
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