| 第892回高速道路の2006年1〜9月期決算から
 安徽省で有料道路の開発と管理運営を行っている安徽高速道路(コード:0995)の
 1〜9月期決算では
 売上高が前年同期比で6%増、純利益が25.2%増となっています。
 7〜9月期の売上高は6.8%増の4億200万元、
 純利益では26.4%増の2億100万元で
 EPSは0.1212元となっています。
 主力の各道路の通行料収入が順調に伸びたことと、
 コスト削減により純利益は売上げに対して大きく伸びました。
 また、広東省高速公路発展(コード:200429)は広東省で高速道路や大型橋梁の運営と管理を行っています。
 広東省高速公路発展は通行料収入が伸びたため
 売上高が前年同期比で1.9%増、純利益が7.5%増と伸びていました。
 7〜9月期のEPSは0.09元となっています。
 2005年7〜9月期のEPSは0.07元となっており純利益では3.3%減となっていましたが、
 7〜9月期のEPSが0.09元となったことで
 7.5%増となっていました。
 高速道路各企業の業績は大きく伸びてはいっていません。ですが、安定した伸びが期待できる業種です。
 また、配当利回りも非常に高いとはいえませんが、
 5%前後になりますので
 配当利回りでも投資を考えることができます。
 PERでも13倍程度ですので投資を考えることができる株価です。 株式投資では企業が大きく伸びていく企業への投資が基本ですが、配当利回りでも投資を検討していくことができます。
 高速道路企業は安定した配当金を受け取ることができる銘柄と考えたなら
 投資を検討できる業種に入っていきます。
 このほかに高速道路企業でもH株企業で上場している企業がありますので
 あわせて投資できる企業なのかどうかを見て
 投資していく必要があります。
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