中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第884回
百聞は一見に如かず

中国株投資を行っていくときに
中国株投資に対して前向きな考え方の人の意見と、
慎重な人の意見では
同じ内容でも見方が変わってきますので
投資判断も違ってきます。
中国株式市場に実際に投資している投資家や
現実に中国で事業を行っている人の話などは
現実味があって中国投資の見方を広げてくれます。

また、機会をつくって実際に中国に行くのもいいことでしょう。
自己資金で投資するのですから
中国旅行を楽しむついでに見てくるという程度でも
中国の現実を知ることで
今まで頭の中で考えていたことと、
実際に見た後では変化が出てきます。

頭の中だけでぐるぐると考えていたことでも
現場を見てみると納得がいったり、
逆に投資を控えたほうがいいのかどうか
判断ができるようになるケースも多いでしょう。

北京や上海では不動産でもバブル懸念があるとして
中国政府がマクロコントロール策を出してきていました。
現在は沈静化しつつあるとはいってもどのくらいの程度なのか、
実際に行ってみて
現地の旅行会社の人などに意見を聞いてみるのもいいでしょう。
どんな物件なのか、町並みを見るだけでも
日本の物件と中国で売れているマンションに対しての違いや
価格も見ていくことができれば
不動産企業に対する投資の仕方も変わっていくでしょう。
まさに「百聞は一見に如かず」です。

大金を中国株に投資するのでしたら
一度現地を見ておくのもいいことです。

人の話を聞くのも大事ですが、
実際に自分で情報を収集してみると
ほしい情報のほかにいろいろなことが分かってきます。
このような情報が入る中で、頭の中で知識が広がることも大事です。
そのほうがいろいろな角度から中国に対しての知識が広がります。

知識は自分が知らない道を見せてくれます。
中国に対しての知識が広がっていけば
他の情報に対しても
たんに受け入れるだけではなくて、疑問がでてきます。

はたして情報が正しいのかどうか
頭の中で考えていくことができるようになります。
頭の中で考えるよりは
現実に知った事実から投資を判断できるようになります。
そのためには自分で考えるだけの知識を
自分から高めていくことが必要です。

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年10月25日(水)

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