第870回
プラスの考え方
ハイキングで山の頂上までいきたいと考えたとき、
行こうか行くまいかと迷うことがあります。
一人の自分は山の登場に行ったなら、
さぞすばらしい景色が見られるであろうと考えます。
もう一人に自分は何かにつけて行けない理由を探します。
体力に自信がなくなってきているし、
道に迷ったならどうしょうなど不安な材料を一生懸命に探します。
マイナス思考で考えたなら
山の頂上まで辿りつかない理由などごまんとあります。
探せばどこをつついても出てきます。
では、山の頂上までいきたい場合には
どのように対処していったらいいのでしょうか。
そのような不安になる材料を消していくことです。
山に登るルートがよく分からないのであれば調べれば済むことです。
中国で不動産バブル懸念が出ていたなら
それが実際に起こるのかどうか、
起きたなら中国政府がどのような対策を立てて行くのか
綿密に調べていくことです。
実際日本でも何回も不動産バブルがあったのですから
おおいに参考になります。
また、自分の体力が登山できるほどないのであれば、
自分自身を鍛えていけばいいことです。
また本人のレベルにあった山への登山を決めていけばすみます。
何もエベレストに向かって
登頂していけといっているわけではありません。
8000メートル級の山に登っていくのでしたら、
装備や体力にしても
それなりの時間をかけて時期を見計らっていかなければいけません。
ですが、日帰りができる程度の山頂への登山でしたら
そこまでの体力を考える必要は全くありません。
万が一道に迷ったなら手持ちの携帯電話で連絡することで
ある程度安全が確保できます。
では、山に登山できないと思った気持ちと、
登山することができると思った時の違いは何でしょうか。
それは頭の中で考えて、
登山なんか不可能だと決め付けたい気持ちがあった人は
登山をあきらめます。
いくら標高が低くても、
安全確保を気にしながら計画を立てて登山していく人との差が
ここでは現れてきます。
いくら標高が低くても下準備が整っていなければ、
季節によっては遭難して人命にかかわってきます。
一方で、エベレスト登頂でもそれなりの準備と体調を整えていき、
天候に恵まれれば登頂は成功します。
ここで大切なのは下調べと、準備期間、
そして山の山頂に登るぞという精神力が目標を決めていきます。
最初から山への山頂をあきらめた人は
こんなことは考える必要はありません。
ただ、上っていく人を見て入ればいいだけですから。
<次回に続く>
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