第814回
ゼロの価値観
中国の通貨、元が5年後に為替で2倍に上昇したとき
中国株式市場の企業に1円投資したなら2円になります。
1億円なら2億円になります。
ですが、1円と1億円が頭に1という数字がついたというのは
わかります。
1億は1の後にゼロが八個つきますので
ゼロの数を考えたら圧倒されてしまいます。
ではゼロが半分の四個だったらどうでしょうか。
ゼロの数では1億の半分です。
ゼロが四個つけば1万です。
お金に直せば1万円です。
1万円だったら
子供でも小遣いを少しずつ集めていけば溜まる金額です。
学生がアルバイトをしても1万円というお金ではなく、
もっと多くのお金がもらえるでしょう。
サラリーマンの小遣いだったら
食事代やタバコ代などを入れたら1万円では足りないでしょう。
年齢により他の付き合いが増えてきたなら
月の小遣いも1万円ではなく10万円の人もいるかもしれません。
特に独身の女性は
食事代のほかに化粧品代や衣服にお金をかけるのが普通ですから
月に1万円では足りないでしょう。
平均して計算すれば月に数万円必要になってきます。
このように考えていくと1万円の価値観というのは
相当低いようにも思えます。
ですが、1万円の後ろにゼロを四個付け加えれば1億円になります。
お金を貯めていくには
1万円の後ろにゼロを多く付け加えていけるように貯めていくことが
大事です。
1万円を毎月貯めていき10万円を貯めるには10ヶ月かかります。
10万円貯まったなら
1万円貯めたときとは考え方がまた変わってきます。
それはお金を持続的に貯めていったことで、
今後も貯めていけばお金は溜まっていくことを
身をもって体験したからでしょう。
1万円は1万円の価値があり、生活の中で必要な使い道があります。
1万円で購入できるものもあります。
では10万円の場合はどうでしょうか。
10万円貯まったなら
今度は10万円で購入できるものの中身が違ってきます。
1万円で購入できるものと10万円で購入できるものでは
内容が違ってきます。
また、ゼロが六個の100万円なら
購入できるものの内容がまた大きく違ってくるでしょう。
ゼロが八個とは二個しか違わない数字です。
ゼロが六個でしたら100万円ですので
個人の力で貯めていける金額にはいるでしょう。
ではゼロが七個だったらどうでしょうか。
金額でしたら1000万円です。
ですが、貯めていけない金額ではありません。
<次回に続く>
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