中国株、初心者にもわかる投資術-中国株で財産をつくろう-小泉 鉄造

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第807回
メルコ・インターナショナルとのミーティングから 1

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質問:マカオに来る観光客はどのくらいか。

*答え
 2003年は574万人。
 2004年は953万人。
 2005年は1043万人となっている。
 数年後には2000万人に達するであろう。
 将来を見定めて集客を満たすためにも、
 マカオでは大規模なホテルとカジノが建造中である。

質問:マカオを訪れる観光客の滞在日数は。

*答え
 現在マカオを訪れる観光客の滞在日数は1〜2日となっているが、
 将来は家族で滞在できるようなリゾート型になれば
 滞在日数の伸びとともに利益も増えていくであろう。

質問:マカオでのカジノライセンスはどうなっているか。

*答え
 2002年まではカジノ事業は独占で営業してきたが、
 その後開放され、現在は6社にライセンスが交付された。
 香港の企業が2社、アメリカ企業が3社、
 オーストラリア企業が1社で合計6社となっている。
 今後2010年まではこの6社によって運営されるようになる。
 2010年以降、ほかの企業にライセンスが交付されるかどうかは
 今の時点では決まっていない。

質問:現在のマカオでのシェアーはどのくらいか。

*答え
 現在スタンレー・ホー氏が経営するマカオでの占有率は
 75%となっている。
 ただし今後は海外のカジノ業者がシェアーを伸ばしてくるだろう。
 2010年には同社は25%まで下がっていくことが予想される。
 将来は海外のカジノ業者によって牛耳られていくだろう。

質問:同社の今後の経営戦略は。

*答え
 高速フェリー運航、不動産事業を手がけながらも、
 今後はマカオでカジノ経営を中核として事業を伸ばしていく。

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<次回に続く>

中国株・株式投資 小泉 鉄造


当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
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個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2006年7月10日(月)

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