第795回
配当金が1万円なら
中国株投資だけではありませんが、
投資するにはお金が必要ですから
まず自分が貯めたお金で一番最初は投資します。
ですが、ある程度投資し月数が過ぎますと
投資した株に対して配当金を出す企業も多くあります。
50万円の投資額に対して5%の配当金を出したなら
1万円(税込み)が配当金として受け取ることができます。
この1万円という金額に対して
どのように考えたらいいのでしょうか。
中国株に投資するお金を
月に3万円貯めることができる投資家なら、
自己資金のお金の三分の一の額にあたります。
配当金の1万円を月に自分が貯めたお金の3万円に合わせたなら
4万円を投資することができます。
3万円に対して1年後に配当金でも5%ついたなら
1500円(税込み)のお金が入ってきます。
4万円でしたら1年後には2000円になります。
この差額の500円分は配当金が生んでくれたお金です。
500円だけを見てみますとたかが500円のように見えます。
では1万円を年率20%成長企業に40年間投資したなら
いったいどのくらいの額になっているでしょうか。
1万円が40年後には1469万7708円にまで膨らんでいます。
1469万7708円に対して5%配当金がついたなら
73万4885円になります。
今後は40年間国民年金に支払ったとしても、
1年間手に入るお金は80万円にいかない額です。
1万円を投資した40年後の金額は
国民年金支給額にはまだ届いていません。
ですが、年金期間でもこの先40年間ではなく、
45年後からの支給になっていきます。
では年率20%成長企業に45年間投資した場合ならどうでしょうか。
45年間投資でしたら
1万円投資でも3657万2569円にまで増えています。
3657万2569円に対して5%配当金がついたなら
182万8629円がつきます。
<次回に続く>
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