第794回
笑えるかどうか
子供だったら誰かあやしてくれる人がいて
初めて笑うことができます。
株式投資でなくのを止めさせてくれたのが株価の上昇でした。
株価でも下がる前まで
値上がりしていてくれることを期待しています。
また、株式投資ではここからが大事です。
なぜ株価が下がったか、そのときに投資していれば
どのような投資展開になったかを考えてみることです。
もし、株価が下げているときに購入していたなら
株価が元に戻っている段階で、
投資した企業の株価は上昇していましたので
利益になっていました。
利益になっていたのでしたら
何もこれから株価が上がっていくかどうかを見ていき
キョトンとしているよりも、もう笑っていられるはずです。
このような投資ができた人は
波の動きだけを見て投資している人ではなく、
丘に登って海全体の流れを見て
次にどう動いていくかを見ることができた投資家でしょう。
私個人では今回大きく下げた場面で
内需関連銘柄を少し購入しました。
私もそう投資資金があるわけではありません。
中国企業で2005年本決算で出した配当金を使ったりした
程度の少ない株数での購入でした。
中国株企業では企業によって
5%前後の配当利回りになる企業が多くありますので、
再投資して株数を増やしていくには助かります。
6月後半にはアメリカの米連邦準備理事会(FRB)である
バーナンキ議長が、
依然アメリカ本土ではインフレへの懸念が残っていることから
利上げする可能性が濃厚ですので、
そのときは再度株価でも下がり調整する可能性があります。
まずは丘に登って海の様子を見ていきながら
中国企業への投資でもいつできるのか見ていくほうが
適切な投資判断ができるでしょう。
株価が本格的に上昇局面になるにはまだ時間がかかるでしょう。
ですので、株価が下げたときに少しだけ購入していく投資方法が
今の時点では賢明でしょう。
そうでないとまた再度泣くようになるかもしれません。
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