第702回
自立

世の中ではお金など大事ではない
それよりもっと大事なものがたくさんある、
そちらを犠牲にしてまで金亡者になるな、
という考え方もあります。
この考え方も、もっともな意見です。
ですがそのようなことがいえるようになるには
まず自分自身の面倒くらい
自分が見れるようになることです。
働いたなら自分自身の自由になる時間がなくなるから
という理由で、
またゲームが好きで、
パチンコが好きでその時間がほしいので働かない
となったら収入はありませんので
親のお金を当てにするか、
不正なことをやってでもお金を集めてくるしか手段はありません。
社会の中で本人は精神的にも経済的にも
自立できているわけではありません。
いくら社会に不満を言っても何の説得力もありません。
また世の中が間違っているから、他人が悪いんだといったとしても
他人のせいにしているのでは本末転倒の話です。

まずは他人に迷惑をかけないくらいのお金があったなら
ほかの人には経済面では迷惑をかけるようなことはありませんので
そこまでのお金は確保しておいてから発言しないと
かけ声だけで中身が伴ないません。
またそのような人が日本の人口の中で全部になってしまえば
税金も支払う人がいなくなりますから
日本の経済は破綻してしまいます。

そうならないのは多くの人がまじめに働いているからで
社会も経済もそのような人達がいて成り立っています。
社会の中でちゃんと責任を保つためにも
人は働いて生活をしたり、
家庭を守ったりしています。
まずは自立した生き方と考え方を持たないと
当人自身一人前の大人になったとはいえないでしょう。

資産を増やしていこうとしたときの考え方にしてもそうです。
自分で稼いだお金を
より有効に積極的に増やしていこうとしたときに
長期的に経済成長が見込める
中国株に投資してみようという考え方もでてきます。

投資では結果責任は本人の投資結果に表れます。

＜次回に続く＞