中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第664回
江西銅業が銅生産増を計画

江西銅業(コウセイコッパー、コード:0358)は
2006年に銅生産を3万トン増やし
年間45万トンに引き上げていくと発表しました。
また2007年に5万トン増やし50万トンにしていきます。
2010年には年産で70万トンに引き上げていく予定です。

また江西銅業は現在銅カソード(精製銅)の年産能力は40万トンですが
銅供給不足をにらみ30万トンの増産を行い
2007年末までに銅カソードの年産能力を
70万トンに引き上げる計画です。

必要な資金のうち22億4000万元は内部調達で行い
残りは銀行融資で調達し、
合わせて34億1000万元投資して行く予定です。

・江西銅業の2005年1〜9月決算から
売上高 --- 101億5836万1051元 前年同期比 34.19%増
純利益 --- 13億4396万4714元 前年同期比 49.14%増
EPS --- 0.5元 前年同期比 47.93%増

業績は伸びています。
2005年は銅価格は値上がりしていました。
2006年は旺盛な銅需要となるものの在庫の増加で
銅価格は下がる可能性もあります。
ですが中国の経済成長とともに銅需要は今後も増え続けていきます。
短期的には下がる可能性もありますが、
長期的には上がっていくでしょう。

世界的な銅の精錬能力の増強と銅価格を見ていけば
比較的株価の予想はできます。

江西銅業の株価は
2004年5月には2.05香港ドルまで下がっていましたが、
2005年では3.2香港ドル以下には下がっていません。

2006年に入り在庫増加で銅価格が下がり株価も下がったなら
底値になる可能性があります。



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ

2005年12月22日(木)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ