中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第632回
浦東空港と中国東方航空

10月27日より3泊4日間の日程で
「上海企業訪問ツアー」を行いました。
今回伺う予定の企業とは違った企業もありましたが
有効なツアーを行うことができました。

今回伺った企業は復地集団(コード:2337)
上海振華港口機械(コード:900947)
A株株式市場上場の宝山鋼鉄(コード:600019)
「上海証券取引所」にいっています。

27日飛行機が上海の浦東空港についたのが4時過ぎですが
中国に入るイミグレーションで約1時間半程度時間がかかり
浦東空港の外にでられたのが6時ころでした。
2003年にも浦東空港から上海に入りましたが、
これほどの時間はかかりませんでした。
時間帯にもよりますが
上海に入ってくる客は増加傾向ですから
今後も時間はかかる可能性があります。
浦東空港自体も
今後はイミグレーション幅拡張をするなど
対応をするでしょうが、
逆に言えば上海自体伸びていくことがここでもわかります。
今回航空便で使用したのは東方航空(コード:0670)で
行きと帰りでは満席でした。
東方航空の業績では増収減益となっています。

・中国東方航空の2005年1〜9月決算から

売上高 --- 183億2883万3085元 前年同期比 22.14%増
純利益 --- 2億6272万1195元 前年同期比 66.79%減
EPS --- 0.054元 前年同期比 70.20%減

中国南方航空(コード:1055)も状況は同じです。

・中国南方航空の2005年1〜9月決算から

売上高 --- 294億5400万元 前年同期比 64.55%増
純利益 --- 900万元 前年同期比 98.34%減
EPS --- 0.0021元 前年同期比 98.31%減

売上高は伸びても原油高によって利益が出ていません。
ここでわかるのは
売り上げが伸びているということは
旅客数が伸びているということです。

中国東方航空の1〜9月では
旅客数が前年同期比で24.89%増の1673万人となっており、
9月の旅客数は前年同月比55%増と伸び251万人に達しています。

浦東空港と中国東方航空の例でもわかりますように
中国自体発展していっています。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年11月8日(火)

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