中国株で財産をつくろう

イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第598回
知識

中国株に投資をしようとするには
まず中国株式市場がどこにあり
中国企業がどこに上場しているのかを知っておく必要があります。
中国企業が上場している国は一部の大手企業ですが
アメリカやイギリスなどにも上場しています。
ですがほとんどの企業は香港市場と中国本土に上場しています。
日本には上場している中国企業はありません。

中国本土株式市場には
海外投資家が投資できるB株市場と
中国本土投資家が投資できるA株市場があります。
まず中国企業がどこに上場しているかを知っておかないと
何も対処が出来ません。
投資しようと思ったなら
どのような企業が上場しているかを知っておく必要があります。
事業内容もよく把握しておく必要があります。
同じ業種でも上場場所が違っていたり
親会社の傘下企業の場合もありますし
民間企業の場合もあります。
業績の伸びでも企業によってまちまちですし、
中国本土全体を市場として営業を展開している企業、
一部の特定地域で活動している企業、
輸出業者であったり輸入業者の場合もあります。
企業の長所とともに短所も知っておくことが必要です。

現在中国企業は香港市場で600社以上、
深センB株市場で56社、
上海B株市場で55社が上場しています。
そのような企業を全部投資できるかどうか
チェックできれば一番いいでしょうがそうもいきません。
ですので投資出来ない企業や業種は
はずして考えていく作業が必要です。
投資できる企業を選択したらその中からまた選んでいきます。
投資できる金額には限度がありますので
そう多くの企業にはできません。
証券会社や株式市場でも
急に大きくクローズアップされる企業が出てくることがあり、
そのような企業に対しては
今買わないと損をしそうな気持ちになるときがあります。
大型企業で新規に上場してくる企業などは
この先株価でも上がっていくように思えます。
ですがここですぐに購入をする前に
再度本当に投資できる企業かどうかを検討する必要があります。
まずは熱くなった心を落ち着かせて
冷静になる必要があります。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


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2005年9月21日(水)

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