イラストレーター・小泉鉄造さんが
明かしてくれる、株式投資の虎の巻

第369回
年金基金の限度

凸 国では年金受給者に対して
  年金基金で老後での生活資金を支払えるように
  政策を考えました。
  ですが現実は無理であるということがわかりましたので、
  足りない部分は自分たちで作ってください。
  その際に損になる場合も出てくるかも知れませんが、
  自分で責任を持って行なってください、
  というようなものですね。

凹 言っていることはわかりますが、
  そのこと自体今までの政策が失敗して
  将来の加入者にその付けを支払えということと
  同じではないですか。

凸 いまさらそれを騒ぎ立ててもしょうがないじゃないですか。
凹 しょうがないって、そんな無責任な〜〜〜。
凸 それよりは国を当てにしなくても
  自分で将来の生活費や
  自分年金を作っていくようにしていくほうが大事ですよ。

凹 わかりましたよ、自己責任ということは
  自分の責任に応じて増やしていく、
  つまりは自分のことは自分で面倒を見ていく、
  それが最大の自己防衛策でもあるんですね。

凸 そのとおり!
  過去の問題を取り上げている場合ではないですよ、
  今後どのように対処していくかが大事です。

凹 あんたには言われたくないよ。
  ・・・で、どのように自己責任でやっていったら
  いいんでしょうか。

凸 何も難しい事ではないでしょう。
  自分の判断で
  自分のお金を増やすようにしていったらいいだけです。

凹 それはわかっているんですよ!
  知りたいのはどうして増やしていったらいいのかという
  具体的なことを教えてくださいよ。

凸 今いろいろな投資での商品がありますから
  その中で考えてみたらいかがでしょうか。
  日本の銀行に預けておくのも一つの方法ですが、
  日本の銀行の金利は今非常に低いですから
  預けたところで金利で増やしていくことなどできません。
  ですから海外の銀行預金を考えてみるのも
  いいのではないでしょうか。
  アメリカの金利が低くなったとはいえ
  日本とは比べ物にならないくらいには高くなっています。
  また、オーストラリア、ニュージーランドの金利は
  高くなっています。
  日本だけにこだわらなければ
  投資に対して大きく窓口は広がります。
  また海外の株式市場に投資を考えることもいいでしょう。

凹 ・・・やっと株の話がでてきたか(ボソッとひと言)
凸 なんか言いましたか。
凹 い、いや別に・・
  それより自己責任と海外投資と海外株式投資での
  関係はどうなっているのでしょうか。

<次回に続く>



当ページは、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
あくまで情報提供を目的としたものであり、一部主観及び意見が含まれている場合もあります。
個別銘柄にかかる最終的な投資判断は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。


←前回記事へ

2004年11月5日(金)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ