| 第328回最重要課題
 元兌換時期云々ということは中国株投資を行う上でみていかなければいけません。
 中国の通貨元が兌換されることによって
 投資家にどのようなメリットが生まれるか、
 ここでは通貨切り上げによって
 為替でも利益になるということがわかります。
 例えば中国で売っている製品が100円で元兌換で中国の通貨元が20%きり上がったときには
 外国の企業が購入するには100円ではなく、120円が必要です。
 ですから中国株を現在100円のときに購入しておけば
 将来20%きり上がったときには
 株価でも120円に価値が膨らんでいくことになります。
 今までは120円になる時期を見てきました。
 つまり元兌換時期はいつで、
 それからどこまで上がっていくのかが重要でした。
 ですが、一番大事なのは実際に元兌換が行われるかどうかで、
 この点では中国はいつになるかは別として
 世界の中でのルールにのっとって経済成長していくには
 中国の通貨、元を兌換していきます。
 これは間違いのない事実です。
 また投資で考えていく中で必要なのは元兌換時期ではなくいつ元兌換が行われてもいいように
 中国株を購入しておくことです。
 その準備をしておくことのほうが
 投資では大事なことに最近再認識しました。
 つまり足元を固めておくことが今の時点では一番重要です。
 投資していく資金にしても
 兌換時期に大量に投資できる投資家はいいでしょう。
 ですが普通は難しいことです。
 今の時期元兌換時期を気にするのではなく、
 いつ元兌換になってもいいように
 今のうちに中国株を少しずつでも購入しておき、
 いつ兌換されてもいいように備えておくほうに
 力を入れていくことが今は大切だということです。
 また兌換されたからといってすぐに上がって行く、というよりも
 そこからまた元の通貨は変動して上下します。
 また投資でひとつ考えなければいけない要素が
 増えることでもあります。
 投資では元兌換時期云々よりも
 今はいつ兌換されてもいいように
 中国株を購入していく時期です。
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