第130回
上海振華港口機械(シンカコウコウキカイ)
今年11月14日、
上海B株上場の上海振華港口機械(コード:900947)へ
企業訪問に行ってきました。
同社には去年も訪問していますので2回目の訪問になります。
同社の会社概要です。
業種は港湾機械製造。
●企業情報
・会社設立 1992年
・所在地 上海市
・主幹事 華夏証券
・上場日 A株 2000/12/08
B株 1992/02/02
●発行価格
A株 9.80元
B株 0.71US$
●業務内容
・売上構成
機械設備製造 - 100.00%
利益構成 - 100.00%
業績推移 |
売上高
(万元) |
営業利益
(元) |
純利益 |
EPS
|
増資/配当状況 |
1998/12月 |
108,268 |
6,993 |
8,689 |
0.260 |
0.1元/0.1株配 |
1999/12月 |
136,507 |
9,943 |
9,012 |
0.244 |
0.15元/ |
2000/12月 |
215,686 |
13,858 |
12,425 |
0.270 |
0.227元/ |
2001/12月 |
288,546 |
20,134 |
19,153 |
0.420 |
0.20元/ |
2002/12月 |
307,424 |
16,299 |
137,00 |
0.300 |
0.20元/ |
2003/12予想 |
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180.00 |
0.380 |
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●企業概要
港湾コンテナクレーンの世界最大手。
1992年に設立された中国と香港の合弁企業の
上海振華湾岸機械有限公司が前身。
2002年の世界市場占有率は約40%で4年連続世界1位。
コンテナ港主要設備の港湾クレーン、
RTG(コンテナの移動に用いられる機械)などを
設計・製造する。
現在は製品の大部分は
海外の国際コンテナターミナル向けで占めている。
輸出比率は9割以上で、
主な輸出先は米国、欧州、ブラジル等となっている。
●最近の動向
2002年12月期の純利益は、
前年比28.5%減の1億3700万人民元に落ち込む。
世界経済が低迷する中、コンテナクレーンを発注した各地の港湾が
契約の実施時期を先送りしたことも要因。
このほかに、ロッテルダム港とハンブルク港向けの販売にからむ
7217万人民元の「割引」も要因。
これら2港から2001年に受注した
クレーンの納期が遅れたことについて、
違約部分を2002年度の売り上げから差し引いた。
<次回に続く>
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