第65回
北京大唐発電

先月の８月21日、北京の電力会社の北京大唐発電に行きました。
その時の内容とその時の質問からの記事です。

北京大唐発電股分有限公司 （コード：0991）
（ベイジン・ダタン・パワー）
この企業の企業
中国華北地区における発電所の建設と管理経営を行っています。
中国北部の大手独立系電力会社でもあります。
企業の創業は1994年12月に、共同投資会社として設立されました。

1999年中期の財務内容から、
「中国ベスト管理企業」の第３位にランクインしている
優良企業でもあります。
独立発電事業体では大手で
中国初のロンドン上場企業となってもいます。

現在、北京、天津、河北省など
中国北部を中心に４つの石炭火力発電所を所有し、
発電設備最大出力は、新たに120万キロワット増え、
2002年末時点で617万キロワットとなっています。
　
また、新たに張家口発電所８号発電機（河北省張家口市）や
盤山発電所３号発電機（天津市）を稼動させました。
2002年には托克托火力発電所（内蒙古）の第２フェーズと
大唐神頭発電（山西省）の建設を開始してもいます。

托克托発電所の第２フェーズでは600メガワット、発電機２基、
神頭発電には400メガワット発電機２基が設置し、
2004年〜2005年に　完成予定です。
大唐平旺（山西省）と大唐唐山（河北省）で増設される
熱電併給システムは2004年完成予定です。

今年、北京大唐発電の2003年度純利益は
25.1%増と予測されています。

2008年の北京五輪開催に向け、
中国政府が北京市のインフラ整備に1800億元を出資しており、
北京市の最大な電力供給業者の同社にとっては追風です。
同社は電力市場再編を契機に、
これから５年間250億元以上を投資して
発電装備容量を倍増させる計画です。

＜次回に続く＞