第51回
北京オリンピック関連銘柄
分散投資の極意≪その7≫
北京オリンピック関連銘柄とは
北京でオリンピックが開催されるのに伴い
恩恵を受ける企業のことをいいます。
主な銘柄候補として
インフラの北京首都国際機場(コード:0694)、
不動産では北京エンタープライズ(コード:0392)、
北京北辰実業(コード0585)、
首都置業(2868)
IT関連のキャップインフォ(コード:8157)
等の企業がありますが、
この他に旅行サービス、ホテル、電力、空運、等の企業が
恩恵を受けます。
ですからこのような企業の収益が
北京オリンピック開催時までにどれだけ恩恵を受けるのか
見定めて投資を考えるのも一つの手段です。
この場合は2008年までの今後4年間の成長率が重視されます。
北京オリンピックが近付くにつれて
必ずオリンピックブームが来ます。
その時にはどの銘柄も物色されて値上りすることが考えられます。
投資方法としては2008年までに上昇していく企業か、
オリンピックを契機に
更に発展していく企業に投資するのかを
考えて投資する必要があります。
たとえ2008年前に売却する投資でしか考えていなかったとしても、
その企業が発展していける企業に変身したら
長期投資に切り替えてもいいでしょう。
北京オリンピック関連銘柄が本格的に上昇するのは
2004年のギリシャのアテネ・オリンピックが終わった
2005年以降になると思われます。
1988年に韓国のソウルオリンピックの株価指数が上昇し始めたのも
開催3年前でした。
ソウルオリンピックのように
3年前から必ず上昇とはいえませんが、
人間心理としてみてみると経済状態の大きな変動がない限りは
3年前あたりが妥当なところだと思います。
分散投資の方法として
このような投資方法で銘柄を入れて考えるという手もあります。
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