第49回
ワー・サン・ガス
分散投資の極意≪その6≫(続き)
ワー・サン・ガスの業務内容
中国の中、小都市を中心に事業展開し、
ガスパイプラインの敷設、液化天然ガスの販売、
ガス関連機器の販売を行っています。
企業の収益状況
企業名 |
売上高 |
成長率
(前年同期比) |
営業利益 |
一株利益 |
ワー・サン・ガス |
210,30万元
(2001年3月) |
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67.20万元 |
3.5セント |
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443.10万元
(2002年3月) |
110.6%増収 |
141.00万元 |
6.9セント |
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685.40万元
(2003年3月) |
54.6%増収 |
220.90万元 |
10.3セント |
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株価(2003年7月第5週) - 0.93香港ドル
PER - 9.03倍
2003年の4月に某証券会社のセミナーが行われました。
その時に香港の上場会社の3社が
アナウンスメントの為に講演を行いました。
ワー・サン・ガスと旅行会社、食品製造会社の3社です。
ワー・サン・ガスのアナウンスメントは
50代と思える副社長の女性でした。
私も出席して業務内容と今後の事業展開を質問しました。
中国のガス事業の実態と今後の経営戦略、
2010年までの投資予定などが主でした。
このときにはやはりインフラ関係の事業は
今後発展していくしかない、という印象を強く持ったものですが、
ですがワー・サン・ガスは私企業です。
このような私企業の超大現代農業、
ワー・サン・ガスに投資できるか、
というのが問題となってきます。
(次回に続く)
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