第43回
大型企業と小型企業との比較
分散投資の極意≪その4≫(続き)
4社、製薬会社の売上額
●大型、中型企業 (元:14.4円、香港ドル:15.2円で計算)
○中国製薬 - 1,625,13万元(234億円)
○北京同仁堂科技発展 - 497,37万元(71.6億円)
●小型企業
○精優製薬 - 199,49万香港ドル(30.3億円)
○バイタル・バイオテック - 167,96万香港ドル(25.5億円)
業務内容
●大型、中型企業
○中国製薬
抗生物質、ビタミン等が主力の製薬メーカー
ビタミンCビタミンB12,ペニシリンを原料とした
薬品の製造と販売。
○北京同仁堂科技発展
総合漢方薬、各種漢方薬の製造と販売。
中国漢方薬業界の老舗、親会社の北京同仁堂傘下の企業。
●小型企業
○精優製薬
バイオテクノロジー企業
上海復旦大学傘下でDNA分析技術などの先端医薬開発を行う。
薬品、健康製品、医療機器設備の中国での開発を行い
製造と販売を手がける 。
経口インシュリン開発に関する19の遺伝子特許を取得している。
○バイタル・バイオテック
バイオテクノロジー企業
バイオテクノロジーのベンチャー企業として
新薬開発を積極的に行う。
現在は栄養剤が収益の柱。
噴霧式風予防、治療インターフェロン等の新薬開発が目白押し、
生物薬学に基づき製薬品の研究・開発・販売を行っている。
中国製薬の売上げが234億円に対して
バイタル・バイオテックの売上げは25.5億円と約十分の一です。
ですから大きな差があるように見えます。
ですが業務内容を見てみるとあることに気がつきます。
(次回に続く)
|